引用文献 (Citations)
6 publications本製品を使用した研究者による文献製品説明 (Description)
CCCPはミトコンドリア内膜のプロトン透過性を変えるプロトンイオノフォアである[1]。CCCPは、膜プロトン伝導率を数桁増やし、よってミトコンドリアの脱分極、呼吸の脱共役を起こす[2]。CCCPは、アクチン結合タンパク質Keap1と転写因子Nrf2の間の細胞質複合体を破壊し、Nrf2を放出し、核へのNrf2の転座を可能にし、そこでNrf2は抗酸化応答エレメント(ARE)を活性化する[3]。CCCPは、細胞代謝研究に広く使われ、ATPの産生を減らし、抗生物質に対する細菌耐性を逆転させる[4]。
In vitro(体外)実験で、CCCPで72時間処理したところ、92-1、OMM1とOMM2.3細胞の生存率を著しく阻害し、IC50値はそれぞれ6.5µM、10.7µMと11.1µMであった[5]。25µM CCCPで12時間インキュベートしたところ、HepG2細胞で、mTORC1基質eIF4E-BP1とS6Kのリン酸化が著しく減少し、オートファジーとミトコンドリア機能障害が促進された[6]。100µM CCCPで12時間処理したところ、p62-/-マウス肺線維芽細胞(MEF)で、Keap1の分解とアポトーシスが誘発され、同時にROSの蓄積、切断型PARPとcaspase-3の発現レベルが増えた[7]。
In vivo(体内)実験で、1mg/kg/日のCCCPを21日間腹腔内注射したところ、脳内出血(ICH)のマウスモデルで、神経学的欠損と運動機能障害が改善され、空間学習と記憶機能が増強された[8]。1mg/kg/日のCCCPを2週間腹腔内注射したところ、マウスで、肝臓損傷が起きずに、肝臓線維症が誘発された[9]。
実験プロトコル (Protocol)
| 細胞実験 [1]: | |
|
細胞株 |
OMM1細胞 |
|
調製方法 |
37℃、5% CO2のインキュベーターで、10%のウシ胎児血清(FBS)、1%のペニシリン/ストレプトマイシンを添加したRPMI-1640培地でOMM1細胞を培養した。3×104個/mlの密度で、細胞を96ウェルのプレートに播種し、37℃、24時間インキュベートした。細胞を一連の濃度のCCCP(0、0.1、1、10と100µM)に72時間暴露し、細胞の生存率を測定した。 |
|
反応条件 |
0、0.1、1、10と100µM;72時間 |
|
応用 |
CCCPの処理により、OMM1細胞の生存率が用量依存的に低下した。 |
| 動物実験 [2]: | |
|
動物モデル |
雄のC57BL/6Jマウス |
|
調製方法 |
雄のC57BL/6Jマウス(8週齢;23-25g)を標準条件下で飼育し、食物と正常な飲用水を自由に摂取させた。一週間日常的に飼育して環境に順応させた後、マウスには、一週間の術前適応運動トレーニングを行い、その後は脳内出血手術を行い、ICHモデルを誘発した。マウスを12時間飢餓させ、麻酔の4時間前に、水を剥奪した。1.5%のイソフルランを使い、最初の麻酔を誘発し、全体を通して1%に維持した。マウスを定位固定装置で腹臥位にした。右線条体の座標(ブレグマの0.8mm前、正中線の2mm右、3.5mmの深さ)で、小さな孔(直径は約1mm)を開けた。PBS(0.4µl)の中の0.75UのIV型コラゲナーゼと7U/µlのヘパリンを含有する溶液を、5分間、0.2µl/分の速度で注射した。注射の後、針をそのまま10分間静置して撤去した。その後、頭皮を縫合し、マウスを暖かい、換気のある環境で回復させた。模擬手術群で、同量の生理食塩水を注射し、その他の手順は同じであった。CCCPとMdivi-1をDMSOで希釈し、それぞれ1mg/kgと25mg/kgの用量で腹腔内注射した。21日後、分析の為に、マウスの脳組織を採取した。 |
|
剤形 |
1mg/kg/日;21日間;腹腔内注射 |
|
応用 |
CCCPの処理により、マウスのICH後の神経機能が改善された。 |
製品資料 (Product Documents)
生物学的データ (Biological Data)
化学的性質 (Chemical Properties)
計算ツール (Calculators)モル濃度 / 希釈 / 分子量 / 単位変換 / in vivo製剤 / 溶解度
Reviews
Review for CCCP
- 5 Star100%
- 4 Star0%
- 3 Star0%
- 2 Star0%
- 1 Star0%
