β-Amyrinは天然由来の五環式トリテルペノイド化合物であり、抗炎症、抗菌と抗酸化作用を持っている[1-2]。β-Amyrinは、アルツハイマー病、癌、肥満、動脈硬化とII型糖尿病に関連する研究に使える[3-4]。
In vitro(体外)実験で、Hep-G2肝癌細胞をβ-Amyrin(0-100μM)で24時間処理した。β-Amyrinは、アポトーシスを誘発し、G2/M期で細胞周期停止を起こし、同時にJNKとp38シグナル伝達経路を活性化した[5]。大腸菌(E. coli)細胞をβ-Amyrin(5μM)で2時間処理した。β-Amyrinは活性酸素種(ROS)の蓄積、グルタチオンの機能不全を惹起することで細胞でアポトーシス様の死亡を誘発し、その結果、細胞膜の脱分極が起き、DNA断片化とホスファチジルセリンの細胞外露出が起きた[6]。
In vivo(体内)実験で、アミロイド-β(Aβ)注射のアルツハイマー病(AD)マウスモデルに、Aβ(0.5mg;35-40μl;または1mg;70-80μl))注射後の1から5日目までに、β-Amyrin(4mg/kg)を毎日経口投与した。β-Amyrinは、物体認識記憶と受動的回避記憶におけるAβ誘発性の損傷を著しく改善した[7]。スコポラミン誘発性の記憶障害に罹ったICRマウスに、トレーニングの60分前に、β-Amyrin(4mg/kg)を経口投与した。β-Amyrinは、受動的回避課題で、スコポラミン誘発性の記憶障害を著しく改善した[8]。
















