引用文献 (Citations)
1 publications本製品を使用した研究者による文献製品説明 (Description)
Oridoninはタンパク質キナーゼB(AKT; PKB)の阻害剤であり、AKT1とAKT2に対するIC50値はそれぞれ8.4と8.9μMである[1]。OridoninはAKT基質のリン酸化を阻害することで、優先的にAKTキナーゼ活性を遮断し、よって下流mTORのシグナルを阻害する[2]。Oridoninは高親和性のNLRP3インフラマソーム阻害剤である。OridoninAはNF-κBまたはMAPKの活性をも阻害できる[3]。
試験管内では、oridonin (1μM)で乳癌細胞株を3週間処理し、p-AKT High (MDAMB468, SKBR3とHCC1569)細胞のクローン成長を選択的に阻害したが、p-AKT low (MDAMB231とMCF- 10A)では阻害しなかった[2]。oridonin (5, 20, 40または80 μM)でA431細胞を培養した結果、細胞死亡を著しく増やし、総チロシンキナーゼ活性を阻害し、EGFR発見またはEGFRリン酸化を下方制御した[4]。Oridonin (5, 10, 20 μM)はOSCC細胞を用量依存的に培養し、細胞のアポトーシスに導き、G2/M器で細胞周期停止を誘発した[5]。
生体内では、EG9とHEG18を移植されたSCIDマウスにoridonin (160 mg/kg)を経口投与した結果、体重の減少を起こさずに腫瘍の成長を著しく阻害した[1]。Oridonin (20 mg/kg)は腹腔内注射を通じて、野生型C57BL/6マウスの関節組織において、IL-1βの生産を著しく減らし、急性関節腫れを改善した[3]。異種移植のマウスにoridonin (15 mg/kg)を腹腔内注射した結果、大腸癌細胞の成長を阻害し、GLUT1とMCT1のタンパク質レベルを著しく下方制御し、グルコースの取り込みを阻害し、乳酸の産出量が減り、よって代謝の不均衡を誘発した[6]。
References:
[1] Song M , Liu X , Liu K ,et al.Targeting AKT with oridonin inhibits growth of esophageal squamous cell carcinoma in vitro and patient derived xenografts in vivo[J].Molecular Cancer Therapeutics, 2018.
[2] Sun B, Wang G, Liu H, et al. Oridonin inhibits aberrant AKT activation in breast cancer[J]. Oncotarget, 2018, 9(35): 23878.
[3] He H, Jiang H, Chen Y, et al. Oridonin is a covalent NLRP3 inhibitor with strong anti-inflammasome activity[J]. Nature communications, 2018, 9(1): 2550.
[4] Li D , Wu L J , Tashiro S I , et al.Oridonin Inhibited the Tyrosine Kinase Activity and Induced Apoptosis in Human Epidermoid Carcinoma A431 Cells[J].Biological & Pharmaceutical Bulletin, 2007, 30(2):254-260.
[5] Wang H, Zhu L, Feng X, et al. Oridonin induces G2/M cell cycle arrest and apoptosis in human oral squamous cell carcinoma[J]. European Journal of Pharmacology, 2017, 815: 282-289.
[6]Yao Z, Xie F, Li M, et al. Oridonin induces autophagy via inhibition of glucose metabolism in p53-mutated colorectal cancer cells[J]. Cell death & disease, 2017, 8(2): e2633-e2633.
実験プロトコル (Protocol)
| キナーゼ実験 [1]: | |
準備方法 | AKTキナーゼアッセイについては、ADP-Gloキナーゼアッセイキットを使った。基質としての活性AKT1とAKT2キナーゼと非活性GSK-3βは1×反応緩衝液で混合され、白い96ウェルのプレートに添加した。キットの純ATPを段階希釈し、0、1、10、50と100μmol/Lを最終濃度とした。Oridoninを添加し、2.5、5、10または20μmol/Lの最終濃度に達成させ、DMSOは対照物として使った。 |
反応条件 | 2.5, 5, 10または20μmol/L |
アプリケーション | AKT1とAKT2キナーゼ活性に対するoridoninのIC50はそれぞれ8.4±1.34と8.9±0.92 μmol/Lである。 |
| 細胞実験[2]: | |
細胞株 | A431細胞 |
準備方法 | A431細胞を1ウェルあたり3 x 104細胞の密度で96ウェルのプレートに培養した。その後、細胞を様々な用量(5, 20, 40または80μM)のoridoninで6、12、24または36時間処理した。細胞の成長をMTTでプレートリーダーで測定した。 |
反応条件 | 5, 20, 40または80μM;6, 12, 24または36時間 |
アプリケーション | 様々な用量のoridonin(5, 20, 40または80μM)で様々な時間(6、12、24または36時間)でA431細胞を培養した結果、死亡率で著しい増加が起きた。 |
| 動物実験 [3]: | |
動物モデル | C57BL/6マウス |
準備方法 | マウスに1mgのMSU結晶を腹腔内投与することで、腹膜炎を誘発した。MSUの注射前、20mg/kgのOridoninを腹腔内注射した。6時間後、マウスを殺処分し、10mlの氷冷PBSを使い、腹腔を洗浄した。血清または腹膜洗浄液におけるIL-1βのレベルをELISAで測定した。 |
投与形態 | 20mg/kg; i.p. |
アプリケーション | Oridoninの処理は、マウスの関節組織において、MSU注射による急性関節腫れとIL-1βの生産を予防した。 |
References: | |
製品資料 (Product Documents)
生物学的データ (Biological Data)
化学的性質 (Chemical Properties)
ストック溶液は、-80°Cで保存する場合は6か月以内、-20°Cで保存する場合は1か月以内に使用してください。
溶解性を高めるには、チューブを37°Cに温め、適切な時間超音波処理してください。
計算ツール (Calculators)モル濃度 / 希釈 / 分子量 / 単位変換 / in vivo製剤 / 溶解度
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