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Fingolimod (FTY720) HCl

Catalog No.: GC14807Purity:>99.00%Synonyms: Gilenia; FTY 720; FTY-720
フィンゴリモド(Fingolimod (FTY720))は免疫抑制剤で、多発性硬化症の治療によく使われる。フィンゴリモドは抗癌活性があり、HDACi(ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤)として活動することもできる。

製品は研究用途にのみ使用できます。人体には使用できません。患者への販売は行っておりません。


Fingolimod (FTY720) HCl
Cas No.: 162359-56-0
10mM (in 1mL DMSO)In Stock
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製品説明 (Description)

フィンゴリモド(Fingolimod (FTY720))は免疫抑制剤で、多発性硬化症の治療によく使われる。フィンゴリモドは抗癌活性があり、HDACi(ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤)として活動することもできる[1]。

試験管内実験では、7.5あるいは10µMのフィンゴリモドでD283とDAOYの培養物の細胞生存率を著しく低下させる他、アセチル化されたH3のレベルをも著しく向上させた[1]。試験管内実験では、フィンゴリモドはアンドロゲン依存性と非依存性の前立腺癌細胞に対して、細胞毒性抗増殖効果を示した。IC50の範囲は3.0 ± 0.3から6.8 ± 1.7 µMである[2]。IC50値が1.51 µMで、時間と濃度依存の方法で、フィンゴリモドに暴露されたJurkat T-リンパ球は遅延整流型のK+電流(IK(DR))の振幅を抑制した[3]。フィンゴリモドはPh(+)とPh(-)のALL細胞株と患者のサンプルの細胞の増殖と生存率を減らせた。生存率に対するIC50値は5.3から7.9µMであった[4]。フィンゴリモドはSCC4、SCC25とSCC2095これらのOSCC細胞株の生存率を抑制した。IC50はそれぞれ6.1、6.3と4.5 µMであった[5]。

生体内実験では、1 mg/kgのフィンゴリモドを投与されたE13 C57BL/6野生型マウスは4週間の放射線に露出の状態で、DG(歯状回)とSVZ(脳室下帯)の中のDCX+神経細胞が著しく増えた。また、増殖細胞にも微かな増加が認められた[6]。生体内実験では、5xFADマウスに毎日1 mg/kgを投与し、末梢血のリンパ球数と脳内Aβ濃度は低下したが、マウスに毎日0.03 mg/kgを投与すれば、記憶力が良くなり、脳内ミクログリアとアストロサイトの活性化が低下し、GABAの海馬体レベルとグリセロリン酸コリンは回復するものの、循環リンパ球数にも影響が認められなかった[7]。生体内実験では、C57BL/6JOlaHsdマウスに0.5 mg/kgのフィンゴリモドを投与したところ、病変範囲(脳卒中)は増えるも若いマウスの同側脳萎縮は減り、行動の結果には影響が見られなかった[8]。

References:
[1] Perla AS, et al. Fingolimod (Fingolimod) reduces viability and survival and increases histone H3 acetylation in medulloblastoma cells. Pediatr Hematol Oncol. 2020 Mar;37(2):170-175.
[2] Allam RM, et al. Fingolimod interrupts the cross talk between estrogen metabolism and sphingolipid metabolism within prostate cancer cells. Toxicol Lett. 2018 Jul;291:77-85.
[3] Chang WT, et al. Actions of Fingolimod (Fingolimod), a Sphingosine-1-Phosphate Receptor Modulator, on Delayed-Rectifier K+ Current and Intermediate-Conductance Ca2+-Activated K+ Channel in Jurkat T-Lymphocytes. Molecules. 2020 Oct 2;25(19):4525.
[4] Wallington-Beddoe CT, et al. Fingolimod produces caspase-independent cell death of acute lymphoblastic leukemia cells. Autophagy. 2011 Jul;7(7):707-15.
[5] Bai LY, et al. Fingolimod Induces Autophagy-Associated Apoptosis in Human Oral Squamous Carcinoma Cells, in Part, through a Reactive Oxygen Species/Mcl-1-Dependent Mechanism. Sci Rep. 2017 Jul 17;7(1):5600.
[6] Metzdorf J, et al. Fingolimod for Irradiation-Induced Neurodegeneration. Front Neurosci. 2019 Jul 9;13:699.
[7] Carreras I, et al. Dual dose-dependent effects of fingolimod in a mouse model of Alzheimer's disease. Sci Rep. 2019 Jul 29;9(1):10972.
[8] Diaz Diaz AC, et al. Preclinical Evaluation of Fingolimod in Rodent Models of Stroke With Age or Atherosclerosis as Comorbidities. Front Pharmacol. 2022 Jul 13;13:920449.

実験プロトコル (Protocol)

細胞実験[1]:

細胞株

骨髄由来マクロファージ

準備方法

BMDMをMSU、GM-CSF/IL-1βあるいはニゲリシン±フィンゴリモド(2.5 µM)またはフェブキソスタット(200 µM)で刺激した結果、UAレベル、ROS、XO、PP2Aの活性、Xdh (XO)の発見と分泌IL-1βレベルを測定した。

反応条件

2.5 µM;3時間

アプリケーション

フィンゴリモドは細胞内と分泌UA(尿酸を触媒する)のレベル、Xdhの発現、XO(キサンチンオキシダーゼ)の活性、ROS(活性酸素種)の生成とIL-1β分泌を減少させたが、フェブキソスタットはPP2A(タンパク質ホスファターゼ2A)の活性を増強した。

動物実験 [2]:

動物モデル

C57BL6/Jマウス

準備方法

C57BL6/Jマウスに背部切開を縫合し、6、8、10、12 日目に伸展装置を応用することで、機械的な力で誘発されたHSが生成された。8、10、12日目に皮内にフィンゴリモド(10 µM)あるいは対照の溶媒の注射が行われた。14日目に、組織学検査とフローサイトメトリー検査を行う為に瘢痕組織と血液が採取された。

投与形態

10 µM; i.c.(皮内注射)

アプリケーション

フローサイトメトリー検査の結果によると、フィンゴリモドは瘢痕におけるM2で優勢のマクロファージの頻度を減らしたものの、総T細胞、CD4+あるいはCD8a+ T細胞の頻度には影響を与えなかったことが分かった。免疫組織染色を通じて、フィンゴリモドは瘢痕と微小血管における血管内皮の細胞頻度を減らしたことが分かった。溶媒に比べて、フィンゴリモドの処理は組織学上、瘢痕の総面積と断面積を著しく減らし、白血球数を減らす傾向を持ち、血液の中のリンパ球の頻度を著しく減らした。

References:
[1] Elsayed S, et al. Protein phosphatase 2A regulates xanthine oxidase-derived ROS production in macrophages and influx of inflammatory monocytes in a murine gout model. Front Pharmacol. 2022 Nov 17;13:1033520.
[2] Aoki M, et al. The Immunosuppressant Fingolimod (Fingolimod) for the Treatment of Mechanical Force-Induced Abnormal Scars. J Immunol Res. 2020 Jan 7;2020:7057195.

製品資料 (Product Documents)

Purity:>99.00%Appearance:A solid

生物学的データ (Biological Data)

1 / 2

化学的性質 (Chemical Properties)

CAS番号
162359-56-0
同義語
Gilenia; FTY 720; FTY-720
化学名
2-amino-2-[2-(4-octylphenyl)ethyl]propane-1,3-diol;hydrochloride
SMILES
CCCCCCCCC1=CC=C(C=C1)CCC(CO)(CO)N.Cl
分子式
C19H34ClNO2
分子量
343.94
溶解性
DMSO : ≥ 100 mg/mL; Water : 50 mg/mL
保存条件
Store at -20°C
一般的な注意事項
製品の溶解性データに基づいて適切な溶媒を選択してください。調製後は、凍結融解の繰り返しを避けるため、ストック溶液を小分けしてください。
ストック溶液は、-80°Cで保存する場合は6か月以内、-20°Cで保存する場合は1か月以内に使用してください。
溶解性を高めるには、チューブを37°Cに温め、適切な時間超音波処理してください。
配送条件
評価用サンプルは保冷剤とともに発送します。その他の容量は室温で発送し、ご要望に応じて保冷剤を同梱します。

計算ツール (Calculators)モル濃度 / 希釈 / 分子量 / 単位変換 / in vivo製剤 / 溶解度

g/mol

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